公衆衛生薬2

2026年7月15日

1殺虫剤 忌避剤

殺虫剤 忌避剤のうち、ハエ、ダニ、 蚊等の衛生害虫の防除 を目的とする殺虫剤・忌避剤は医薬品または医薬部外品として、法 による規制の対象とされています。

【衛生害虫】衛生害虫とは、 疾病を媒介したり、飲食物を汚染するなどして、 保健衛生上の害を及ぼす昆虫等のこと。

殺虫剤 忌避剤のうち、 人体に対する作用が緩和な製品については医薬部外品として製造販売されています。一方、 原液を用時希釈して用いるもの、長期間にわたって持続的 に殺虫成分を放出させるまたは一度に大量の殺虫成分を放出させる もの、劇薬に該当するもの等、 取扱い上、 人体に対する作用が緩和 とはいえない製品については医薬品として扱われます。なお、忌避剤は人体に直接使用されますが、 蚊、 ツツガムシ、 ト コジラミ (ナンキンムシ)、ノミ等が人体に取り付いて吸血したり、 病原細菌等を媒介するのを防止するものであり、 虫さされによる痒 みや腫れなどの症状を和らげる効果はありません。

外敵から身を守るために人体に危害を与えることが ある昆虫等 (例:ハチ、 ドクガ、 ドクグモ、サソリ)は衛 生害虫に含まれません。

2 衛生害虫とその防除

1 ハエ

①保健衛生上の危害

ハエ(イエバエ、 センチニクバエ等) は、 赤痢菌、 チフス菌、コ レラ菌、 O-157 大腸菌等の病原菌や皮膚疾患、 赤痢アメーバ、 寄 生虫卵、 ポリオウイルスの伝播など様々な病原体を媒介します。ようちゅううじまた、人の体内や皮膚などに幼虫(ウジ) が潜り込み、 組織や体 液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えるハエ蛆 症と呼ばれる症状もあります。

② 防除

ハエの防除の基本は、ウジの防除です。 ウジの防除法としては、 通常、 有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられます。ちゅうかい薬液がウジの生息場所に十分行き渡るよう散布されることが重要 ですが、厨芥 ( 生ごみ) がビニール袋に入っているなどして薬液が 浸透しない場合や、 薬液をかけた後に乾燥させるのが困難な場合にせいちゅうは、主に成虫の防除を行うことになります。成虫の防除では、 医薬品の殺虫剤 (希釈して噴霧する) も用いら れますが、 一般家庭においては、 調製を要さずそのまま使用できる 医薬部外品の殺虫剤 (エアゾールなど) や、 ハエ取り紙などの物理 的な方法が用いられることが多いとされています。

2蚊

① 保健衛生上の危害

蚊 (アカイエカ、シナハマダラカ等) は、 吸血によって皮膚に発しん疹や痒みを引き起こすほか、日本脳炎、 マラリア、黄熱、 デング熱じゅうとく等の重篤な病気を媒介します。

② 防除

水のある場所に産卵し、幼虫 (ボウフラ)となって繁殖します。 人が蚊に刺される場所と蚊が繁殖する場所が異なるため、種類によ ある生息、 発生場所に合わせた防除が必要となります。ボウフラが成虫にならなければ保健衛生上の有害性はないため、 羽化するまでに防除を行えばよいとされています。ボウフラの防除では水系に殺虫剤を投入することになるため、生 態系に与える影響を考慮して適切な使用を行う必要があります。成虫の防除では、 医薬品の殺虫剤 (希釈して噴霧する) も用いら れますが、一般家庭においては、 調製を要さずそのまま使用できる 医薬部外品の殺虫剤 (蚊取り線香、 エアゾール等) が用いられるこ とが多いとされています。なお、 野外など殺虫剤の効果が十分期待できない場所では、 忌避 剤を用いて蚊による吸血の防止を図ることとなります。

3 ゴキブリ

① 保健衛生上の危害

ゴキブリ (チャバネゴキブリ、クロゴキブリ等) は、 食品にサル モネラ菌 ブドウ球菌 腸炎ビブリオ菌、 ボツリヌス菌、 0-157 大腸菌等を媒介します。 また、 アメーバ赤痢等の中間宿主になって います。

② 防除

ゴキブリは、暗所、 風のない場所、水分のある場所、暖かい場所 を好むので、 該当する場所を中心に防除を行うのが効果的とされています。くんじょうしょり燻蒸処理を行う場合、 ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない 殻で覆われているため、 殺虫効果を示しません。ふかそのため3週間位後に、もう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆除する必要があります。

4 シラミ

① 保健衛生上の危害

シラミの種類ごとに寄生対象となる動物が決まっているため、ヒ ト以外の動物に寄生するシラミがヒトに寄生して直接的な害を及ぼ すことはありません。ヒトに寄生するシラミ (コロモジラミ、アタマジラミ、 ケジラミ 等)による保健衛生上の害としては、吸血箇所の激しい痒みと日本紅斑熱や発疹チフス等の病原細菌であるリケッチア (リケッチアは人獣共通して感染する) の媒介です。 また、 吸血された部位を掻くかのうことで化膿することもあります。

② 防除

シラミの防除は、 医薬品による方法以外に物理的方法もあります。 物理的方法としては、 散髪や洗髪、 入浴による除去、衣服の熱湯 処理などがあります。医薬品による方法では、 殺虫成分としてフェノトリンが配合され たシャンプーやてんか粉が用いられます。 ただし、フェノトリンに は、シラミの刺咬による痒みや腫れ等の症状を和らげる作用はあり ません。また、シラミの成虫が脱落して次の宿主に伝染しやすい場所には 殺虫剤を散布して、 寄生の拡散防止を図ることも重要です。

5 トコジラミ

①保健衛生上の危害

トコジラミは、シラミの一種でなくカメムシ目に属する昆虫でナンキンムシとも呼ばれます。トコジラミに刺されると激しい痒痛を生じ、 アレルギー反応による全身の発熱、睡眠不足、 神経性の消化不良を起こすことがあります。また、ときにペスト、再帰熱、発疹チフスを媒介することもあります。

② 防除

トコジラミは床や壁の隙間、 壁紙の裏、 畳の敷き合わせ目、ペッ ド等に潜伏します。その防除にはハエ、蚊、 ゴキブリと同様な殺虫剤が使用されます が、体長が比較的大きい (成虫で約8mm) ので、 電気掃除機で隅々 まで丁寧に吸引することによる駆除も可能です。

6 ノミ

① 保健衛生上の危害

ノミによる保健衛生上の害としては、主に吸血されたときの痒み ですが、ノミは、元来、ペスト等の病原細菌を媒介する衛生害虫で す。

② 防除

近年、ヒトノミの生息数は激減していますが、 ノミはシラミと異 なり宿主を厳密に選択しないため、 ペット等に寄生しているノミに よる被害がしばしば発生しています。そのためノミの防除には、イヌやネコなどに寄生しているノミに 対して、ノミ取りシャンプーや忌避剤などが用いられます。また、シラミが終生を宿主に寄生して生息するのに対して、ノミ はペットの寝床やよくいる場所、 部屋の隅の埃の中などで幼虫 が育つため、電気掃除機による吸引、 殺虫剤の散布などによる駆除 を行うことも重要です。

【ノミの幼虫】ノミの幼虫は吸血せず、 成虫の糞や宿主動物の体表から脱落し た有機物などを食べて育ちます。

7 イエダニ

①保健衛生上の危害

吸血による刺咬のため激しい痒みを生じます。 また、発疹熱など のリケッチア、ペストなどの病原細菌を媒介します

②防除

イエダニは、ネズミを宿主として移動し生息場所を広げていきま す。 イエダニの防除には、 まず宿主動物であるネズミを駆除するこ とが重要ですが、 ネズミを駆除することで、宿主を失ったイエダニ が吸血源を求めて散乱するため、併せてイエダニの防除も行われま す。イエダニの防除には、 殺虫剤による燻蒸処理等が行われます。

⑧ ツツガムシ

① 保健衛生上の危害

ツツガムシは、ツツガムシ病リケッチアを媒介するダニの一種です。

② 防除

ヒトの生活環境でなく野外に生息し、 吸血はせずに、 幼虫期の一 時期だけ動物に寄生して皮膚の老廃物などを摂食しています。 目視 での確認が困難であるため、ツツガムシが生息する可能性がある場 所に立ち入る際には、専ら忌避剤による対応が図られます。その場合、 忌避剤の使用だけに頼らず、なるべく肌の露出を避け、 野外活動後は入浴や衣服の洗濯を行う等の防御方法を心がけることが重要です。

9 屋内塵性ダニ(ツメダニ類、ヒョウヒダニ類、 ケナガコ ナダニ等)

①保健衛生上の危害

ツメダニ類は、通常は他のダニや昆虫の体液を吸って生きていま すが、大量発生したときにはヒトが刺されることがあります。 刺さ れるとその部位が赤く腫れて痒みを生じます。ヒョウヒダニ類、 ケナガコナダニについては、ヒトを刺すことはありませんが、ダニの糞や死骸がアレルゲンとなって気管支喘息や アトピー性皮膚炎などを引き起こすことがあります。

② 防除

屋内塵性ダニが生息する環境は、 どんな住居にも存在し、完全に 駆除することは困難です。 また、 一定程度まで生息数を抑えれば保 健衛生上の危害は生じないので、増殖させないということを基本に 防除が行われることが重要です。 工 殺虫剤の使用についてはダニが大量発生した場合のみとし、 まず 畳、ペット等を直射日光下に干すなど、 生活環境の掃除を十 分行うことが基本とされています。 併せて、 室内の換気を改善し湿 度を下げることも、 ダニの大量発生の防止につながります。殺虫剤を散布する場合には、湿度がダニの増殖の要因になるため、 水で希釈する薬剤の使用は避け、 エアゾール、 粉剤が用いられるこ とが望ましいとされています。医薬品の散布が困難な場合には、 燻蒸処理等が行われます。

3 殺虫成分

殺虫剤の使用に当たっては、 殺虫作用に対する抵抗性が生じるの を避けるため、同じ殺虫成分を長期間連用せず、いくつかの殺虫成 分を順番に使用していくことが望ましいとされています。

1 有機リン系殺虫成分

①作用

代表的な有機リン系殺虫成分として、 ジクロルボス、ダイアジノ ン、フェニトロチオン、フェンチオン、 トリクロルホン、クロルピ リホスメチル、プロペタンホス等があります。殺虫作用は、 アセチルコリンを分解する酵素 (アセチルコリンエ ステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによる ものです。

② 留意事項

ほ乳類や鳥類では速やかに分解されて排泄されるため毒性は比較 的低いとされています。ただし、 高濃度または多量に曝露した場合 (特に、誤って飲み込しゅくどうんでしまった場合) には、 神経の異常な興奮が起こり、 縮瞳、 呼吸きんにく まひ困難、 筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがあります。これらの症状がみられたときは、直ちに医師の診断を受ける必要があります。

2 ピレスロイド系殺虫成分

①作用

除虫菊の成分から開発された成分で、比較的速やかに自然分解し て残効性が低いため、 家庭用殺虫剤に広く用いられています。主なピレスロイド系殺虫成分として、ペルメトリン、フェノトリン、フタルスリン等があります。このうちフェノトリンは、 殺虫成分で唯一人体に直接適用される ものです (シラミの駆除を目的とする製品の場合)。その殺虫作用は、 神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害することによるものです。

② 留意事項

高濃度または多量に曝露して身体に異常が現れた場合には、医師 の診療を受けるなどの対応が必要です。

3 カーバイト系殺虫成分、 オキサジアゾール系殺虫成分

①作用

プロポクスルに代表されるカーバメイト系殺虫成分、メトキサジ アゾンに代表されるオキサジアゾール系殺虫成分は、いずれも有機 リン系殺虫成分と同様にアセチルコリンエステラーゼの阻害によっ て殺虫作用を示しますが、 有機リン系殺虫成分と異なり、 アセチル コリンエステラーゼとの結合は可逆的です。ピレスロイド系殺虫成分に抵抗性を示す害虫の駆除に用いられます。

② 留意事項

一般に有機リン系殺虫成分に比べて毒性は低いですが、 高濃度ま たは多量に曝露して呼吸困難等の症状が出た場合には、医師の診療 を受けるなどの対応が必要です。

4 有機塩素系殺虫成分

有機塩素系殺虫成分 (DDT等) は、日本ではかつて広く使用され、 感染症の撲滅に大きな効果を上げましたが、 残留性や体内蓄積性の 問題から、現在ではオルトジクロロベンゼンがウジ、 ボウフラの防 除の目的で使用されているのみとなっています。

殺虫作用は、 ピレスロイド系殺虫成分と同様、 神経細胞に対する 作用に基づくものです。

5 昆虫成長阻害成分

直接の殺虫作用ではなく、 昆虫の脱皮や変態を阻害する作用を有 する成分で、 有機リン系殺虫成分やピレスロイド系殺虫成分に対し て抵抗性を示す場合にも効果があります。

メトプレンやピリプロキシフェンは、幼虫が十分成長して蛹にな るのを抑えているホルモン (幼若ホルモン)に類似した作用を有し、 幼虫が蛹になるのを妨げます。 ただし、 蛹にならずに成虫になる不 完全変態の昆虫やダニには無効です。

ジフルベンズロンは、 脱皮時の新しい外殻の形成を阻害して、 幼 虫の正常な脱皮ができないようにします。

6 殺虫補助成分

それ自体の殺虫作用は弱いか、 またはほとんどありませんが、殺 虫成分とともに配合されることにより殺虫効果を高める成分とし て、ピペニルブトキシド (PBO) やチオシアノ酢酸イソボルニル ( IBTA)などがあります。

4忌避成分

ディートは、医薬品または医薬部外品の忌避剤の有効成分として 用いられ、 最も効果的で、 効果の持続性も高いとされています。 イカリジンは、年齢による使用制限がない忌避成分で、蚊やマダなどに対して効果を発揮します。

5 主な剤形とその用法

1 スプレー剤

医薬品を空間中に噴霧するもので、原液を水で希釈して噴霧に用いる製品もあります。

●スプレー剤に用いる製品 ●

・衛生害虫に直接噴射して殺滅させるもの

害虫が潜んでいる場所や通り道に吹き付けるもの (残留噴射)

部屋を閉め切って部屋の広さに応じて一定時間噴射し、室内にいる虫を殺滅させるもの (空間噴射)

2 燻蒸剤

空間噴射の殺虫剤のうち、 容器中の医薬品を煙状または霧状にし って一度に全量放出させるものです。 霧状にして放出するものは、 煙状にするものに比べて、 噴射され また粒子が微小であるため短時間で部屋の隅々まで行き渡るというメ リットがあります。燻蒸処理が完了するまでの間、 部屋を閉め切って退出する必要があります。処理後は換気を十分に行い、 ダニやゴキブリの死骸を取り除くた めに掃除機をかけることも重要です。

3 毒剤(誘因殺虫剤 )

殺虫成分とともに、 対象とする衛生害虫 (主にゴキブリ)を誘引する成分を配合し、マット状、 ペレット状、ペースト状等にしたも のです。

害虫が潜んでいる場所や通り道に置いて、 害虫が摂食したときに 殺虫効果を発揮するものです。乳幼児等が誤って口に入れたりしないよう、 十分留意する必要が あります。

4 蒸散剤

殺虫成分を基剤に混ぜて整形し、加熱したときまたは常温で徐々 に揮散するようにしたものです。医薬部外品となっている製品を除き、 通常、 一般の家庭で使用さ れることは少ないものです。

5 粉剤・粒剤

粉剤は、 殺虫成分を粉体に吸着させたもので、 主にダニやシラミ、 ノミの防除において散布されます。粒剤は、 殺虫成分を基剤に混ぜて粒状にしたもので、 ボウフラの 防除において、 ボウフラが生息する水系に投入して使用されるもの 等があります。

6 乳剤・水和剤

原液を水で希釈して使用するもので、包装単位が大きい製品が多 く、 通常、 個人で用いるよりも地域ぐるみの害虫駆除で使用されま す。

7 油剤

湿気を避ける必要がある場所でも使用できますが、噴射器具を必 要とし、包装単位が大きい製品が多いため、一般の生活者が家庭に おいて使用することはほとんどありません。

6 一般的な留意事項

1 殺虫剤を使用する際の一般的な留意事項

① 殺虫剤を噴霧散布する際は、なるべく防護ゴーグル、マスク、 手袋、 肌の露出度の低い衣服を着用し、 定められた用法・用量を 厳守して使用します。

② 医薬品が皮膚に付着した場合には、直ちに石けん水で洗い流し、 目や口に入らないようにします。

③食品、食器、玩具等に医薬品がかからないよう、 あらかじめ他の 場所へ移動させるか収納しておく (食器棚の扉を開けて殺虫する 場合は、 食品と食器はビニール袋に入れて密閉) 必要があります。

④ 殺虫剤を使用したあとに身体に異常が現れた場合、 または殺虫用 医薬品を誤って飲み込んだ場合には、その製品が何系の殺虫成分 を含むものであるかを医師に伝えて診療を受けるなどの対応が必 要です。

2 忌避剤を使用する際の一般的な留意事項

① 基本的に、忌避剤は漫然な使用を避け、 蚊、ブユ (ブヨ)等が多 い戸外での使用等、 必要な場合にのみ使用することが重要です。

②スプレー剤等を使用した場合も塗りむらがあると忌避効果が落ち るため、手で塗り拡げるなどして、 必要以上に使用しないことと されています。そうしょう

③粘膜刺激性があるため、 創傷面、 目の周囲、 粘膜等に薬剤が触れ ないようにする必要があります。

④皮膚にひどい湿疹やただれを起こしている人では、使用を避ける べきです。

⑤薬剤により合成繊維やプラスチック製品の腐食を生じることがあ ります。

⑥スプレー剤となっている忌避剤を顔面に使用する場合は、目や口 の粘膜に触れることのないよう、いったん手のひらに噴霧してか ら塗布する (その場合、塗布した手で目を擦らないようにする)等、 直接顔面に噴霧しないようにする必要があります。

⑦ 玄関のような狭い場所で使用することも、目や口の粘膜に触れや すくなるため、避けるべきです。

⑧目に入ったときは直ちに大量の水でよく洗い流し、症状が重い場 合には、使用した医薬品の含有成分 (例えば、 ディートとアルコー ル)を眼科医に伝えて診療を受けることとされています。

⑨ディートについては、 外国において動物実験 (ラット皮膚塗布試 験)で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避 剤(医薬品および医薬部外品) は、 生後6ヶ月未満の乳児への 使用を避けることとされています。また、 生後6ヶ月から12歳未満までの小児については、 顔面へ の使用を避け、 1日の使用限度 (6ヶ月以上2歳未満:1日1回、 2歳以上12歳未満:1日1~3回) を守って使用する必要があり ます。

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